損得勘定は人それぞれ

損したくない筆者が損得について独自に探求していく本です。


筆者は取材を重ねる中で様々な損得勘定に出会います。

ポイント活用に尽力する主婦、
アバウトな不動産の鑑定、
豊かだが活気が無い富山県など
色々な立場の方のエピソードはどれも面白く、
筆者は自分の人生観と比較し悩みながら考察します。


損したと思わないための生活の知恵として印象に残ったのは次の３点

節約を工夫やエコとみなし楽しむ。

買い物は損する覚悟を持ってその過程も楽しむ。

損したくないなら損したと口に出さない、
そもそもマイナスのことは考えない。


損得勘定は人それぞれだが大切なのは気の持ちようらしい。

そもそもネット社会で情報量が膨大な現代、
損を完全に回避するのは無理な話。

月並みですが、
損したくないなら前向きに生きて行くべしという結論に至りました。