気むずかしくないモカポット

エスプレッソ的なコーヒーにこだわらないなら
いい意味での薄さを楽しめるタイプのモカポットです。

薄いのは圧が弱めだからと思いますが、
その利点は
・雑味や微粉が比較的少ない
・ボイラーの水を湯に換えたり、
豆の挽き加減の調整等をしなくていい
・手軽なコーヒー抽出器具として日常的に使える

道具に合わせての微調整は逆に試行錯誤を楽しめるところでもあるし
使ってみての面白みは圧の強いタイプのほうが挙動がダイナミックな分ある気がするので、

優劣とかではなく個性と捉えつつ目的や好みに合うものを
それぞれ選択するなり使い分けたりすればいいと思ってます。


Kittyは先に#2を購入し、

やはり雑味のなさと形そのものが好きでこの#4も買ってしまいました。

サイズ差による違いは、
火加減を強めるのをあまり躊躇しなくていいこと。

#2だと小さいし、
またそうする必要もあまりないけど
#4ならそのへんに余裕が出てきて調整できます。

気になったのはサーバー内側の底のいちばん外側の溝部分。

最初の洗浄時手入れしにくいなと感じました。


今回のは手を切るような危険さはないものの雑さを感じるところがいくつかあって
ふちに工具で噛んだような小さなくぼみとか、

サーバー底部中央の下手な工作痕などちょっとがっかりではありました。

でも使ってみて不具合なさそうだし、
イタリア価格を見てもまあこんなものかなぁと。

単体でもかわいいけれど並べるとさらに（略）