まさに、「使う」本

法人営業に携わる人達が手にしない理由が見当たらない、
１冊。


本というのは、

１度読んで刺激は受けるも、
付き合いが終わってしまうものと、

何度も何度も読み返し、
その都度線を引く箇所が変わるものと、

辞書や参考書のように、
武器として「使うもの」、

などがあると思う。


この本は、
辞書や参考書のように、
武器として「使うもの」としてオススメしたい。


著者は公認会計士・税理士。

著者の特技は、

何ページにもおよぶ決算書から、
必要とする情報だけを抜き出してA4一枚の紙にまとめ、

決算書を目的ごとに、
適切、
かつ、
すばやく分析すること。
（はじめにより抜粋）

これを見るだけでも、
公認会計士・税理士として普通ではないことがわかる。


決算書から何を知りたいのか？によって、
読む章が明確。

1総合力を確かめたい　　第６章
2収益性を確かめたい　　第３章
3安全性を確かめたい　　第５章
4成長性を確かめたい　　第６章
5生産性を確かめたい　　第４章
6効率性を確かめたい　　第６章、
第７章

この６項目だけ見ても、
いかに本書が武器として「使うもの」の１冊であるかわかる。