細心の注意をもって書かれた本

上巻はスピリチュアル情報の掲載が多いガイド本という印象でしたが
この下巻は社会的なテーマも割と多く、
エッセイ本に近い趣もあります

「音楽」「磁場の調整」「日常の生活」「教育」「瞑想」について、
など
地に足をつけるため、
精神をグラウンディングさせるためのテーマを
意図的に2冊目に持ってきたのかな、
という印象です
今の現代社会や自分のエゴを見つめた上ですと、
耳の痛くなる話も多く
上巻の方がスラスラ読めるという感じはありましたが、
とはいえ

アカシックレコード・リーディングという方法がもつ限界について詳細に書いてあったり
宇宙人とのチャネリングの注意点が書いてあったり
日本のエネルギースポットが詳しく載っていたり
コンサート会場にて、
音楽がもつエネルギーを如何にガイド達が調整するかについて説明してあったり
この本でしか読めない情報が満載なのは相変わらずなので、
楽しい読書になりました

また、
陰謀論への距離の取り方、
なども語られていて参考になりました

＊ところで、
「グルへの勧誘本」という題のレビューがついていますが
　実際には、
何人かのグルの発言を何回か引用してる位なので
　大袈裟な物言いかと思われます(苦笑)

膨大なスピリチュアル情報があっても、
現在で必要とされているもの以外は(ニーズがあっても)掲載しない。

そうした、
上巻から続く著者のスタンスは信頼できるものだと思いました。

細心の注意を持って書かれた本という印象です