原発に関心がある人もない人も必読
帯に、
なぜドイツにできて日本にできないのか 今問われるのは国民の覚悟だ とある。

しかし、
著者の詳細な報告を拝読すると、
迷路のような、
仕組みにため息をつく感じがする。
題名はともかく、
この帯は著者の意図とはやや、
離れた感じがする。
帯のような、
簡単な構造ではない。
出版社がつけたものだろうが・・・

まず、
ドイツが、
電力の自由化に踏み切れたのがEUからの指令であると明確に知った。
原子力村のような癒着の構造は何も、
日本だけでなく、
アメリカだって軍産複合体は現実に強力だ。
しかし、
いわば外圧ともいえるEUの指令を受けて、
発送配電の分離に踏み切らざるを得なかったという、
過去の経緯はまことに面白い。
日本で、
いくら議論しても、
村の再編成に終わるのではないか。


日本では、
今頃になって、
電力業界は分離を受け入れると表明しているようだが、
送電業界の透明性がぜひ必要だ。
本書 222ページのドイツに出入りした物理的な電力量の図。
原発が8割を越えるフランスからの輸入。
チェコからの輸入、
同時にスイスやオーストリアへの輸出? もっとも、
これは電力網を通った、
という意味で、
イタリアに向かって、
いった電力もあるようだから、
正確な計算ができないようだ。
逆に言えば、
ヨーロッパという大陸で、
比較的価値観が近い国々に隣接する地政学上の位置にあるのを再度、
確認させられた。


風力発電や太陽発電の脆弱性、
不安定度はドイツにとって、
立ちはだかる壁のような感じがする。
で、
日本はサハリンから、
電力を買いますか?朝鮮半島から、
海底電線を敷設しますか?本書にも答えはないが、
ロシアがウクライナに政治的圧力をかけるために天然ガスのパイプをとめた経緯に触れている。


もうひとつ、
国内の電力網が50と60kHzに分かれ、
国内ですら、
相互融通ができない国はインド、
アフガニスタンなどほんのわずかで、
先進工業国にはまったくないという指摘にはなるほどと感じ入った。


著者は日本はどうあるべきかというところにはまったく、
触れていない。
太陽発電のためのモジュールが中国でほとんど生産されていること、
風力発電は騒音、
振動を生むので、
環境主義者も自宅近くには大反対するなど、
どこの国でもありそうな事実の指摘をしている。
脱原発を決めたドイツの挑戦 角川SSC新書 再生可能エネルギー大国への道

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