読み返すと更に面白い、隅々まで意図の張られた作品。
数年前から耳にするようになった『オメガバース』という言葉。

「魅力的な世界観だけど、
私は人間の恋愛の尊さを読みたいんだ…
衝動と理性の葛藤をBLとして楽しみたいんだよなぁ……」
と、
今までオメガバースの作品に触れることはありませんでした。


なので、
『オメガバース作品として』ではなく『BL本として』の観点でしか
評価が出来ないのですが、
とても、
とても面白かったです。


内容について触れるとせっかくの面白さが半減してしまうので語りませんが
『妊娠』や『レイプ』といったスキャンダラスな言葉を超えた、
男の子達の
若さと葛藤と思惑、
砕けた日常会話、
そして晴れやかさがこの作品の醍醐味です。


登場人物の男の子達はどの子も良い子でかわいいです。

ただ、
登場人物何人か名前の印象が薄く、
初見ではセリフ中の名前を見ても
「えーっと、
どの子だ?」と読書の妨げとなり、
登場人物が多い物語として
これは大変勿体無いなと感じました。
設定も結構細かいです。


しかし、
一冊総てを読み終え、
登場人物を理解した上でもう一度読み返すと
生徒一人一人の性格が輝き、
物語がより心に刺さります。

表紙カバー・カバー下・1話が始まる前の口絵…同じ構図で生徒みんなの
気持ちが理解出来る素晴らしい視線と表情の見せ方、
正に不必要なものが無く、

題名で、
絵で、
漫画で、
あとがきで、
一冊の本として総てを駆使した完璧な語り口です。


昨今、
表紙デザインがやたらにかっこよく、
作家さんたちも消費される『物』に
なってしまったBL漫画業界に淋しさを感じていました。

勿論、
どこかで見たキャラっぽいカップリング、
百万回読んだ展開、
ただひたすらに
エロとフェチに特化した修正盛りだくさんなBL漫画も面白いのですが
『さよなら恋人、
またきて友だち』にはそういった要素は少ししかありません。


年に一度、
巡り会えるか会えないかの『BL漫画だなんて勿体無い』と思える
閉鎖的な空間で物語が繰り広げられる映画の様な青春群像劇です。
さよなら恋人、またきて友だち (オメガバース プロジェクト コミックス)

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