落合の吉薗資料は⇒佐伯真贋で敗訴も⇒裁判鑑定捏造事件発覚⇒美術界の汚染源は誰?
 本著のレビューでも取り上げている法廷で争われた佐伯祐三贋真贋事件にも本著著者が大活躍したことが知られている。
本著の信憑性の良否にも関わるから、
念のためにレビューに紹介されていた「『芸術新潮』1996年4月号の【特集 佐伯祐三の真実】「附 真贋騒動レポート」を中古本で探し読んで見た。
が、
美術業界紙ゆえ中立を装う記述ながらも心証贋作派に立つやも、
真作派が根拠とする吉薗周蔵手記と佐伯祐三巴里日記への踏み込みも甘く、
真作派支援者の故・河北倫明(当時の美術界大御所)、
落合莞爾(本著著者)、
故・匠秀夫(元・茨城県近代美術館長)らの所見をはしょっていた。

 河北倫明翁は何も著さずに急逝したが、
匠秀夫は病床の絶筆「未完・佐伯祐三の『巴里日記』吉薗周蔵宛書簡」の絶筆を残し、
落合莞爾は「天才画家『佐伯祐三』真贋事件の真実」を著したことで、
佐伯祐三本人と膨大な吉薗周蔵資料など古文書・記録類現物を発表しており、
にわかに贋作とは信じ難い。

 以上を読破した上で、
真作派と贋作派のいずれが正しいのか?と判じれば、
高見の見物読者も真作派に傾くから、
本著「明治維新の極秘計画」の信憑性も高まる・・・のだが、
どうしても佐伯真贋事件ではっきりさせておかねばならない宿題が残っている。

 その課題とは、
真贋裁判では、
美術専門家でない裁判官が、
佐伯没後に製造されたチタン白絵具で描かれていたという科学鑑定書を根拠に贋作判決を出していた事実が気になり、
それは直ちに落合莞爾の秘史シリーズ本の信頼性まで削ぐように見えるからだ。


そもそも東京美術倶楽部が、
吉薗コレクションの佐伯祐三作品全てを贋作と断定したことで真贋事件に発展している。
真作派・落合莞爾は、
美術業者が販売していた大量の佐伯祐三作品を、
佐伯祐三巴里日記と吉薗周蔵手記の記録を根拠に、
佐伯の妻・米子が加筆した作品である、
と指摘したのだ。
 しかし佐伯祐三専売美術業者は、
米子加筆についてだけは、
あえて口をつぐんでいるように見えた。
 その弁明を聞きたくて日動画廊・長谷川徳七著「画商の眼力」も買い、
精査するように読んだのだが、
米子加筆についてだけは読者の要求に一切応えぬまま、
吉薗佐伯コレクションを贋作とのみ高らかに叫ぶ著者の偏向姿勢に不可解な疑問を感じたのは私だけではあるまい。
明治維新の極秘計画 「堀川政略」と「ウラ天皇」 (落合秘史)

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品質は満足ですが・・・臭い。
これ一冊で十分かも(笑) それだけ内容濃い!
知人の転職祝いに購入。
やや昭和天皇サイドからの視点が強過ぎるものの・・・
出来るだけ具体的に書いておきます
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