どうか、内容を見てから購入を決めてください

3歳9か月の娘がいます。
友人にクリスマスプレゼントとしていただきました。

以前読んだことがあり、
最初の1ページで衝撃を受け、
最後のページにも納得がいかなかった本でした。

子どもに読むのをためらい、
しまっていたのですが、
今日3歳の娘が見つけて「読んで！」と言うので、
覚悟を決めて封を開けました。


1回読むと「…？」だったので、
補足を入れながらもう1回読みました。

内容が泣かせものなので、
気をつけながらも私は読みながら涙をパタパタ落としてしまいました。
娘は落ちてくる雫を不思議そうに払っていました。

読み終えると、
娘は「ママがいなくなっちゃったらいやだ」と言って私の右腕をぎゅっと両手で抱え、
「もうこのお話おしまいにする」と言いました。

我が家では、
朝起きたとき、
保育園に送るとき、
迎えに行ったとき、
寝るとき…いつもぎゅっと抱きしめています。
甘えるとき、
まだたまに、
おっぱいを触ります。
さみしい時や不安なとき、
ママがそばにいるのが当たり前なんです。
そんなママがいなくなったら…
この年齢の子どもは、
架空のお化けや鬼を本気で恐がって泣くなど、
とても想像力が豊かです。
その子どもにママの死を想像させるのは…。
ただの恐怖だと思いました。
例えばひとりぼっちで知らない場所に置き去りにされるようなものかと思いました。
かわいそうなことをさせてしまったと思いました。

「うん、
このお話はもうおしまいね。
ママはずっといるから大丈夫よ。
大丈夫」と声かけをしました。


ママが死んでしまって、
ママのパンツを履いて眠る子どもって、
どんな気持ちなんでしょう。
悲しくてせつなくて不安で不安でしょうがないのではないでしょうか。
面白い場面なのかもしれませんが、
全く笑えませんでした。


絵本を買われる方は、
みんな子どものためにという思いを持っていらっしゃると思います。
お子さんのために、
試し読みができるサイトもありますので、
ぜひ内容を確認してから購入を決めてください。