エジプト学というもの
「古代エジプト」の、
歴史の流れや文化についてを書いているのではなく、

 エジプト学というものを、
とてもわかりやすい言葉で説明してくれている一冊。

 エジプト学の入門書。


 エジプト学のはじまり、
これまでの歩みなどの、
基本的な内容から始まって、

 さまざまな「重要な発見」、

 エジプト史はどこから始まるかという問い、

 文字の起源の時期を特定できるかということ、

 エジプト人とは何者か、
黒人か白人か?
 エジプト人は常に死に関心を持っていたのか?
という、
多くの非常に興味深い問題をとらえ、
解説してくれている。


 結論から言うと、
これら多くの問題の答えは「はっきりしない」。


 なぜ「はっきりしない」といえるのか。

 本書では、
これらを、
または歴史的な人物像(ハトシェプストやラムセス2世、
アクエンアテンについても)を、
はっきりさせようとする行為の危険性を、
繰り返し説いている。

 われわれの知っている、
もしくは今知ることのできる「古代エジプト」は、
ほんの一部でしかないということ。

 また、
多くの有名なモチーフ、
特に歴史的な人物像は、
イメージによって誇張されている部分が多いという事実を、
はっきりと説いている。

 自分にも当てはまる部分があったため、
目からうろこという気持ち。


 古代の人々の行動を、
その思想を、
現代のわれわれが知ろうとすることには、

 多くの危険がつきまとう。

 だからこそ、
安易に特定できないのがまた、
エジプト学の面白さなのだろう。


 初めにナルメル王のパレットを紹介し、

 「文字」や「歴史」などいくつか違う方向から再びそれを見てゆくことで、

 たった一つの遺物を、
多くの視点から見ることができると知らされる。

 また、
知らず知らずのうちに偏った見方をしているのだなあと気づかされた。

 安易に答えを求めてはならないのだな、
と。


 奥深さを感じるが、
不思議と、
難しい感じがしなかった。
古代エジプト (〈1冊でわかる〉シリーズ)

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