家の周りのスキマに生えてくる植物110種を、季節ごとにカラー写真で紹介しています！！

　私も以前から不思議に思っていたんですが、
道路の端のコンクリートのスキマ、
石垣のスキマ、
電柱の根元、

　側溝のスキマ・・・・・そんなありとあらゆるスキマに植物が生えているのをよく見かけます。

　普通に考えれば、
こんな狭い、
排気ガスが降り注ぎ、
踏みつけられる環境のどこがいいのだろうと考えてしまいますが、

　植物にとってはそうでもないみたいで、
このような環境は、
太陽光を奪い合う競争をしなくていいし、

　表面は、
コンクリートなどで覆われていて、
基本的にあまり乾くこともなく、
いわば水も太陽光も独占できる天国ともいえるのです！！
　著者の塚谷裕一さんの専門は、
植物学ですが、
都会のスキマで見つけられる代表的な植物110種類を、

　季節ごとにカラー写真で紹介しています。

　当然、
私の家、
そして近隣の家のスキマにもかなりの植物が生えています。

　セイヨウタンポポ、
オニタビラコ、
ナガミヒナゲシ、
ヒメコバンソウ、
カタバミ、
セイタカアワダチソウ、
エノコグサ、
ヒメツルソバ、

　ススキ、
ナンテン・・・・・また、
本書に乗っていない植物も生えています。

　私は塚谷さんのような風流人ではないので、
家の周りのスキマにこれらの植物が生えてくるとせっせと抜いていました。
　
　残しているのはナンテンぐらいですか・・・しかし、
植物というのは、
生命力が強いですね！！
　抜いても抜いても生えてきますし・・・これからは本書片手にその植物の名前でも覚えますか！！！