従来の「客と一体となり楽しむライブ」から更なるステージのライブに

SsLツアーは、
従来のライブの一曲目がほぼアップテンポのポップな楽曲から始まったのに対して、

ツアー初日(松戸)の最初の曲が「エキセントリック・ラヴァー」、
千秋楽(代々木)の最初の曲が「 I DO 愛」であったことに
象徴されるように、
いつもの「客と一体となり楽しむライブ」という側面だけでなく、
更に曲順や演出、
構成といった面にも
いつも以上にこだわっており、
「ゆかりさんの楽曲とその世界観をより良く客席に伝える」という側面が強いライブだ
との感想を持ちました。
特に本編最後の「雨のパンセ」はペンライト消灯推奨で、
ご本人もフラフラと倒れこんでしまいそうな
位に楽曲に入り込んでおり、
ゆかりさんのライブはここに来てまた更に次のステージに到達したのだと感動を覚えます。


ツアー参加者は勿論、
暫くゆかりさんのライブ映像作品を購入されていない方にもオススメできる内容です。


また個人的には、
ツアー各会場で歌われた限定曲をDISC2に収録して戴けたことで、
DISC1と合わせて
「未来パラソル」 「Traveling with a sheep」 「うたかた」「君をつれて」「spring fever」「 Love parade」 等の
10年以上前の名曲が桃色男爵にリアレンジされ、
新音源として多く収録されているのが大変ありがたいです。