やさしさは技術である
英題はThe art of being kindですから直訳タイトルですね。


メッセージは大きく2つあります。

1)「やさしさ」は生まれつきの性格(=ゆえに、
直せないもの)ではない。
誰でも今日から身につけられる技術だ
2)やさしさは、
見返りの多いもので、
成功に不可欠なものだ

この2つを裏づけるさまざまな科学的な解説や、
有名無名の歴史的エピソードがわかりやすく紹介されていて、
ふむふむと読めます。

しかしそれ以上に、
著者であるアインホルン教授自身のエピソードがじつに魅力的なのです。

死の床にある患者に日々接するがん専門医であり、

いわゆる「中年の危機」に陥って出世コースを外れた中年男性であり、

ノーベル医学賞の選考委員をつとめた父親の重圧にさらされてきた息子であり、

幼いわが子の自主性をどこまで尊重すべきかと悩む2児の父であり、

祖母のおせっかいにウンザリする孫であり……。


こうした1つひとつのペルソナをつうじて、
教授自身が
冒頭にあげた「2つの教訓」を得ていく過程が、
実にいきいきと描かれているのです。

このことが本書を、
机上の空論ではない名著の域に高めているのだと感じました。


「学生が選ぶ最優秀教授賞」をとった講義の名手というふれこみだけあって、
実際に目の前で講演を聞いているような心地がします。
ところどころ「私たちが住みよい社会をどう作るか」についても論が深まります。
いわゆる「1人を殺せば5人が助かる状況があれば、
その1人を殺すべきか?」的な倫理のジレンマについても、
「やさしさ」をキーワードにして議論を展開しています。
『スタンフォードの自分を変える教室』の実用性と、
『ハーバード白熱教室』の哲学性の2つを併せもった、
珍しい本だと個人的に感じました。
スウェーデンにこんな傑作があったとは! 今のところ今年のナンバーワンです。
「やさしさ」という技術――賢い利己主義者になるための7講

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