写真が多くわかりやすいが、他の参考書との併読を勧めます

実際に本誌を参考にしながら、
Porsche911 76MYのEngineをｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙした実績をもとに、
1Restoration manual Porsche 911(haynes), 2Porsche Automotive Repair Manual(Haynes)と比較して、
感想を述べさせていただきます。

上記２誌と比較すると、
写真が多く、
英語も比較的易しく、
大変参考になりました。
ただし、
以下の２点は、
不満です。

１）Engineおろしの記述で、
ﾄﾗﾝｽﾐｯｼｮﾝを車載状態で、
切り離してEngineだけ、
下ろすことが可能との記述がありましたが、
これは、
ちょっと、
現実的でないと思います。

２）トルクの記載が、
わかりにくく、
探しても記載がなかったり、
一覧表になていないため、
不便でした。
haynesの上記２誌は、
締め付けトルク一覧表が、
記載されており、
この件については、
本誌よりも使いやすいと感じました。

いずれにしても、
上記２誌と比べると、
一番、
頼りになったのは事実です。
１冊だけ、
買うなら、
間違い無く本誌を勧めます。
とは言っても、
!上記２誌と合わせて、
合計３冊を併読しながら、
よりよい組み立て（分解）方法を探りながら作業を進めるのが、
最善なのは、
間違いないでしょう。