息苦しいまでのスリル!奥田作品のさすがの面白さに一気読みしました。
自分も共犯の一人として、
自分にも追っ手が迫ってくるかのような、
息苦しいまでのスリルを感じながら一気読みしました。

奥田作品ならではの、
急展開を味わい、
本当に面白かったです。

 
ナオミとカナコは、
カナコの夫の殺害を企てます。

カナコは夫からの激しいDVに苦しめられ、
カナコの親友のナオミは、
とても放っておけないと、
2人でカナコの夫を「排除」しようと計画を練ります。

 
2人は、
この計画は完璧に組みあがったと、
踏ん切りをつけて計画を実行します。

また、
この計画には、
ある大きな偶然、
(2人にとっての)幸運が作用します。

 
読み手としては、
いったんは、
ここで首をかしげてしまいます。

完璧なように見える2人の計画には、
読む側からすれば、
いくつもの「穴」があることに気付きますし、
この計画にとっての偶然は、
少々ご都合主義ではないかな、
という思いになります。
2人が計画を組んでいる時点では、
こんなことで、
人を殺して逃げ切れるわけがないよな~と、
組み立てが甘いストーリーかと不安にさせられてしまいます。

 
が!
 
この計画の「穴」の部分や、
計画のきっかけとなった大きな偶然が、
ひとつひとつ、
この計画の綻びとなります。
最初は、
ほんの小さなピンチで、
2人はこれを簡単に乗り越えて、
計画は完遂するのかと思わされますが、
ナオミとカナコはどんどんと追い詰められてて行きます。


つまり、
計画の甘さや、
偶然に助けられていたことは、
ナオミとカナコにとっても、
そして、
読者にとっても「罠」だったわけです。

この計画に無理があることが、
わざと読者に気付きやすいように用意されていたのか、
と、
「やられた」という気持ちになるとともに、
その無理のあった部分をきっかけにナオミとカナコが追い詰められていく展開に「だから言わんこっちゃない」と、
2人を責めたくなるような、
それでいて、
なんとか逃げ延びて欲しいような、
まるで、
自分が共犯の一味となって一緒に逃げているような、
そして追い詰められるような、
息苦しいまでのスリルを味わわされます。
ナオミとカナコ

その他の感想

木工経験者にオススメ
良く分かりました
着やすさバッチリ!
かわいいー
非常食に最適です
可愛いです。
娘が大喜びで目がキラキラ
人間のオシッコにも(笑)恐ろしい効き目!
単品でも遊べる
これなしにメイルデコはありえない
デットに詳しくない私でも楽しい。
で・・・・蔵書の整理はどうすれば???
針が曲がって届きました、
確かに固定できる
空手にもぴったり!
非常に嬉しい次第です!!
世の中の評価の通り、うまいですよ
現在、新刊で購入できる本としてはベスト
うまく描けるようになります。
正にゴミに等しい!
オススメ。
操作しずらい
梱包サイズがコンパクトで助かりました
4サイズ使えてお得
化学調味料の味
訓練や宇宙生活の実態
(*^_^*)
本体を戦略価格で売るため?詰め替え用は割安感に乏しく感じる
自分のビジネスに応用しやすい内容
しっくりこない終わり方
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