売上高数兆円を超え、世界10位の大自動車メーカーとなった今も、浜松に本社を置き、「日本のものづくり」の原点を忘れない「オサムイズム」に感銘を受ける1冊です
物語の主人公は、
「小さな巨人」と言われるスズキの、
今や、
日本でも、
残り少なくなった、
ワンマン経家者(創業者ではなかったんですね、
今回、
初めて知りました)にして、
自ら、
「中小企業のおやじ」という鈴木修氏。


長年、
自動車部門の人気アナリストのNO1を続ける、
最良の書き手ともいうべき中西孝樹氏を著者にし、
非常に、
読み応えのある本になっていました。


では、
本書の理解を深める意味でも、
「スズキ」の立ち位置から、
簡単に見ていきたいと思います。


・国内軽自動車のトップに君臨
・今後、
世界最大の経済大国となると予想される、
世界第6位の自動車市場であるインドで40%以上の市場シェアを占有
・同じく、
浜松を発祥の地とする、
同業の「ホンダ」が、
早々と、
東京に本社を構える中、
「浜松」に本社を存置
・世界10位の販売台数を誇るが、
売上金額で見れば、
グローバルメーカーの中で、
ほぼ最下位

さて、
順風満帆に、
ここまで来たのかと思っていた「スズキ」ですが、
決して、
順風満帆どころか、
「嵐」のような日々に翻弄されていた歴史であったことがわかります。
具体的には、
以下のような出来事です。


・排ガス規制への技術対応の失敗
・パートナーに選んだ、
当時世界一の自動車メーカーであったGMの破綻
・次期社長候補であった、
女婿であった、
経済産業省出身の小野浩孝氏の、
ガンによる急逝
・今や、
世界最大の自動車メーカーとなったトヨタグループ奥田社長の「ダイハツ子会社化」による「軽自動車市場」への攻撃
・リーマンショックによる「先進国事業」への事業転換の失敗
・トヨタ自動車による「政治力」も活用した「軽自動車」の優遇税制撤廃の再三の圧力
・インド工場での再三にわたる「労働争議」
・GMに代わるパートナーとして選んだVWとの、
長きにわたる「法廷闘争」・・・

で、
これらの危機を迎える度に、
「スズキ」は、
著者言う所の、
鈴木現会長の「オサムイズム」(不屈の精神、
負けん気と凄まじい努力)によって、
乗り越えてきたのである。
オサムイズム ―"小さな巨人"スズキの経営

その他の感想

間違えた・・・
どこへ行くにもいっしょ
過酷なレース
歩いていて本当に疲れない、見た目もgood!
本当にジャストサイズ!
おいしい焼酎
fla
旅行のために購入
気ままでちょっと雑学の入ったエッセイ
古い機種からの交換は比較的観点にできました。
地味だけどよくできた映画
レゴの世界がもっと拡がる
これはいい製品!
商品精度に問題あり
取付け多少の不具合あり、でも価格でカバー。
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汚れますな
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