1ポートで良ければ安くてお得

3,000mAh（実質1,600mAh）の製品に容量不足を感じ、
大きさ、
重さ、
価格の三点からこちらを選択しました。

付属のポーチはメッシュ状となっていて、
入れたままでもLEDが確認でき、
充電時も放熱の心配がいらずとても良いと思います。

さて、
モバイルバッテリーで実際に機器を充電できる量は、
表示されている充電池の容量の5~7割程度です（詳細は連載されている「藤山哲人のモバイルバッテリー診断」を検索）。

この製品は3,230mAh程度（実測値）でしたので、
充電に必要な5,000mAh（実測値）で割ると64%強。
まあまあ良い方でしょう。

充電にかかる時間ですが、
2時間で45%（2,270mAh）、
3時間で68%（3,400mAh）、
4時間で90%（4,515mAh）、
5時間で97%（4,860mAh）、
6時間で99%（4,960mAh）、
8時間で通電が停止しました。
よって、
1A以上の充電器に5時間も繋いでおけば十分です。

あまりこういう事を書く人はいないと思うので、
参考になれば幸いです。
ちなみに計測はRT-USBVATMを使用しました。

あと、
90cmの充電・通信ケーブルが付いていました。

（補足）
指摘があったようなので、
誤解のないよう書いておきます。

内蔵のLi-Ion二次電池の電圧（3.7V）、
容量（5,200mAh）について、
私のレビューでは一切言及していません。

mAhの単位だけを書いたのが悪いのかもしれませんが、
すべて「製品の入出力端子（5V）」での話です。

（ロスを一切考慮しないと、
満充電には3.7V6,756mAhを要し、
放電時は3.7V4,365mAhの容量が取り出せたことになりますが、
ケースの中だけで起こっている話を考慮する必要はないと考えます。
）