現時点で最高の写り＆性能のm43望遠レンズです。

よい点
・写りが開放から最高
・AFがとても早い
・防塵防滴である
・見た目がいい
・このレンジのズームレンズとしては小さくて軽い
・安い

いまいちな点
・常時持ち歩くには大きい

D800に2.8ズームや単焦点で写真を撮っていましたが、
このレンズと14-40Proが発売されたのを機に、
E-M1とともにm43へ戻ってきました。

このレンズの発売がなければm43に戻ってくることはなかったと言えるぐらいすごいレンズです。

D800に70-200F2.8ズームだと約2.5ｋｇになりますがこのレンズとE-M1だと半分です。
また大きさもぐっと小さくなります。

よくm43はボケがいまいちといいますが、
確かにフルフレーム相当だとこのレンズのF値は5.6相当のぼけでしかありません、
APS-C相当だと3.5〜4程度です。

ただし、
たとえば室内スポーツ撮影だと、
70-200F2.8開放ではなかなかピントが合わず(被写界深度が浅すぎ)、
結局F4程度まで絞ってとることが多いです。
またレンズ的にもそのほうが一段とクリアになります。

それに対してこのレンズで撮ると開放から使える写真が撮れます。
そうなるとその差はフルフレームで1段分、
APS-Cだとないのと同じです。
もちろん、
動かない相手(ポートレートなど)では、
ボケの差は出ます。

また、
AFですが、
E-M1のAPS-CはVer.2の頃でD7100相当(D800よりは落ちると感じました)の追従性・正確性でしたが、
Ver.3になってからは食いつきがぐっとよくなり、
以前気になっていた一度ピントを外すと外しっぱなしではなくなりピントが戻ってくるようになりました。
感覚的にはD800相当になったと思います。
またC-AFの連射速度は毎秒9コマです。
それで途中ピントをはずしても戻ってきますので、
使える写真がぐんと増えました。