深川組とは違う「昭和」を映し出す、平山組の実力。
最近、
昭和回帰ということが言われ、
映画界でも「三丁目の夕日」やら「地下鉄に乗って」やら
いわゆる「メジャー作品」がどんどん公開されている。

でもこれらは、
代理店が仕掛けるイヴェントムーヴィーの色彩も強く、
本当の意味で価値があるのは少ない。


そんな中、
深川栄洋監督は頑張っている。
頑張っているが、
やはり「昭和ノスタルジー」の表現が軸であり、

実際に昭和を生きてきた人たちには、
どこか違和感がある(作品群はどれも評価します)。


この点に於いて、
平山組の本作は一味も二味も違うシャシンだ。

舞台は「フラガール」の九州版といった趣だが、
物語はずっと静か。
岸部一徳が両方に出演しているのは
微笑ましいが、
内容は大きく異なる。
落盤事故などのエピソードなども盛り込みつつ、
表現したのは炭鉱で働く
人たちの暮らしと差別、
そして淡い恋心である。


小雪と池松荘亮というと、
どうしても「ラストサムライ」を思い起こすが、
舞台挨拶でも同じような質問をされていた。

撮影が2008年秋、
公開が2010年秋と2年間も空いているので、
こういう「地味」な作品がいかに敬遠される
時代であるかがわかる。

決してブロックバスターではないが、
日本の映画界も専用のミニシアターを作るとか、
もっと努力をした方がいい。


美代を演じた金澤美穂は、
もっと映画に出て欲しい女優だ。
若干夏帆とかぶるルックスだが(笑)、
まだ16歳という
ことなので、
これからが楽しみである。


特典映像には田川市での撮影風景や舞台挨拶が収録されている。

実際の三井炭鉱跡地でロケをするなど、
福岡出身の平山監督の思い入れが滲む作品であることもわかる。

個人的にはチャゲアスの名曲「NとLの野球帽」を思い出してしまった。

真摯な作り込みに、
星は4つです。
信さん・炭坑町のセレナーデ [DVD]

その他の感想

思ったより・・・.
いい感じです!
お手頃価格!
十分な粘着力
オシャレだわー。
明るくコンパクト
皆様言う通り、パッケージが……
皆さん気をつけてください
正義という名の狂気
耳を奪われた…
確かに汗の匂いはしないが、制汗機能はない
ハリーポッターとアズカバンの囚人
その辺の「自己啓発」本より、ココロに響く
北陸で活躍中の京阪電車。
写真よりも艶やか
日本成立の背景が感じられる
画集ではなく、本のタイトル通り「ミヒャエル・ゾーヴァの世界」です
価格も手ごろで良かった。
持ち運びOKサイズ。
まずくはない
久々の嬉しいリリースでした
Androidスマホで使用可能。簡単設定で高画質。
抱き心地は非常によいですが...
やっと本領発揮。
向井地美音さんのソロ写真集を
とても使いやすく、ホールドもすごい
部屋干しでもほんとに臭わない
ピッタリでした!
購入してはいけないと思います。
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