自動糸切り、ひざ押さえ上げレバー、LEDランプ、家庭用針のSPUR30DXです。

直線縫い職業用ということで、
ある程度専門的にたくさん縫う人向けのミシンです。
たまに家庭用のものをちょこちょこ縫うだけという場合は、
格段に安価な家庭用コンピュータミシンの方がはるかに使いやすい場合が多いので、
ご注意を。


30DXは、
現在のところシリーズの最上位機種で、

・自動糸切り（本体ボタンまたはフットコントローラのワンタッチで、
10cmほど残して糸をカット）
・自動糸通し（自動といってもコツをつかむまではかえって難しいかも）
・針は家庭用なので替えが入手しやすい（30SP、
30は工業用針）
・上送り押さえ同梱（他の機種ではオプション）
といった点が、
30SP、
30との違いです。


前世代の25シリーズの機種と比べると、

・ランプがLEDになった
・フットコントローラかかと部に自動糸切り機能が付いた
・補助テーブル奥行きが広くなった
ということで、
大幅な変化というものではないようです。


私は「ひざ押さえ上げレバー」という機能はこのミシンで初めてだったのですが、
ひざレバーで押さえを操作できるもので、
厚物縫いで段差を通過する時などに、
手が自由な状態で押さえを上げられ、
便利です。


職業用ならではのパワーがあり、
また、
各種専用押さえもオプションで入手可能なので、
デニムや皮革も抜群にきれいに縫えます。


家庭用コンピュータミシンと違い、
ミシン本体に懇切丁寧に「糸通し順イラスト」的なものがあったりするわけでないので、
使い方を一通り覚えるまでは、
説明書を見て確認しながらになります。
使いこなしてナンボの、
道具としてのミシンなので、
たくさん縫って身体の一部のように馴染んでくるのが楽しみです。


ちなみに・・・私は修理などを考えて市内に営業所のあるお店からネット購入しましたが、
幸か不幸か、
1台目は初期不良の固体に当たってしまい、
交換となりました。
そういうこともあるし、
また、
使っていくうちに必ずといっていいほど整備や修理が必要になってくるのがミシンです。
アフターケアも考えての購入先選びをオススメします！