この一冊にパリの近現代史を凝縮。
独タッシェン社がシリーズ展開を進める「都市のポートレート」待望の第4弾。
世界有数のフォトジェニックな街であり、
写真というメディアの発明と発達を間近に見続けた街、
そして数多くの名写真家を輩出した街「パリ編」である。


本シリーズのコンセプトは「写真で綴る都市の近代史」および「都市が発信するカルチャーの年代史」だろうか。
個別の企画としては類書も数多く出版されている(特にパリについては定番的な企画といえる)。

本書の特色は、
その両者を合体させ、
過去の類書と比較にならない物量を投入したこと。
結果として紙幅も常識はずれのものになったが、
パリの近代史はほぼこの一冊で俯瞰できる。


本文の章立ては全5章。
19世紀前半から現在(2011年)まで、
歴史上のできごとに照らして各章のピリオドを打っている。
第1章の起点は1830年とされており、
これは近代的な写真術の発明に符合する。
エッフェル塔はおろか自動車も存在しないパリの風景はたいへん新鮮。
いにしえの銀板写真の画質も、
それなりに観賞に堪えるものが少なからずある。


続く第2章では第3共和制から第1次大戦まで。
数度の万博開催で世紀を超え、
近代都市としての体裁を整えるパリが描かれる。
この章の半ばから、
写真が「記録のメディア」から「表現のメディア」へと変化するのが手に取るように分かるのが面白い。
写真のクレジットにもアジェやラルティーグなど、
馴染み深い名前が並び始める。


その先の3章〜5章では、
二度目の大戦とその後の都市の隆盛、
そして現在に至るパリの姿が活写される。
写真もスナップとファッション系を中心に既知のものが多くなり、
ある意味予想通りの展開だが、
やはりこれだけのスケールで並ぶと壮観である。


全体を通じ、
掲載写真は素晴らしく豪華。
巻末の写真家プロフィール(それだけで38ページを割いている)は総勢134名を数え、
パリをめぐる写真家の紳士録としても通用しそうだ。
ブレッソン、
キャパ、
ケルテス、
ドアノー、
ロニなどきら星のごとき写真家に混じって、
日本の木村伊兵衛や森山大道の名も並ぶ。

なお「いかにもタッシェン好み」の表紙写真はヘルムート・ニュートン撮。
撮影場所はおそらくモンパルナス・タワーだろう。
Paris: Portrait d'une ville / Portrait of a City / Portrat einer Stadt

その他の感想

初心者から上級者まで 遊戯王史上最強パック
追加購入されるなら、最初に買って間違いなし
YAMAHA買い替え
顔も品も
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昔あったかな?
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ちゃんとベルトで、しかも苦しくない。
子供にはいいかも
使えますね。
もう一越えあると更に良いかも^ ^
可愛いし面白いです
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なんともかんとも
書いてあるのは必勝法ではない。精神論だ。だが、じゃい氏位のメンタルを持たないと競馬に勝てないことが分かる。
四人掛けの大きめのダイニングテーブルの下敷きに
良いロッドです
おもわず作りたくなる!?
とても、良いものでした。
問題なす
まさに快適そのものです。
Kind of small, but fitted me exactly.
痩せているアムロちゃん。
久しぶりに本誌も付録も気に入りました。
大きくて良い香り
星5つですね
プラスドライバー No.0000が必要な場合はこのセットが良い
純正が安心で,軽いです。
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