“青春”を失った時代のこころの有り様
最近の若い世代を評した、

「自分から動こうとしない。
気が利かない」
「ハングリー精神がない。
物欲もない」
「飲み会の誘いに乗ってこない。
どこか淡泊」
「言ったことはやるが、
それ以上の工夫がない」
「注意をするとすぐに傷いて折れてしまう」
という類いの言葉を良く耳にします。


なぜ若者はこういう評価をされるようになってしまったのでしょうか?
やる気がないから?甘えているから?自分勝手だから?
本当にそうでしょうか?

本書は類書に良くあるような、
適当に有名人や未成年事件を並べただけの、

断片的な“若者異常論”や“若者軟弱論”、
“○○離れ論”ではありません。


著者は思春期・青年期の若者の臨床に長年携わって来た経験や、

大学生を相手に教育に携わった経験などから、

若者に起きている変化を丁寧に描き出そうと試みています。


精神科医は1対1の臨床を基本としているため、
現場の特殊な例ばかりを羅列した本になりがちです。

ですが、
第1章では若者に起きている変化を社会的なデータをもとに掴んでいきます。

例えば、
スポーツテストから分かる身体的機能の低下や、

絵画に見る多角的に物事を把握する力の低下、

各国の価値観の比較から人生は生んで左右されると考える傾向、

消費動向から分かるブランドのような誇示のための消費をせずにコストパフォーマンスを重視した消費傾向、

「できちゃった婚」増加から見える計画性の低下、

4人世帯の減少による人間関係の経験の乏しさ、

などなどです。

こうしたデータをもとに、

「動かず、
多くを望ます、
心やさしく、
不安を抱きつつ、
日常を仕方なく生き、

文句を言うこともなく、
それなりに満足しながら、
淡々とこぢんまりとした空間、

乏しい関係性、
身近な世界で生き続けている様子がうかがわれる。
」(p.61)
と、
自分一人の小さな世界で棲む若者像を浮かび上がらせます。
子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理 (幻冬舎新書)

その他の感想

00がない
まぁまぁかなぁ。
柔らかさと共に、ベーシックより小型なのも磨き易さに貢献
価格と拡張性ではイチバン
本当に甘いです。
歌声がきれい
癒された
サブバック
ゲーム知らなくてもイケマス!
★を評価するのも酷です。
さすがに切なすぎる
シグマにもよいですが……
報告
まあまあかな…
文庫化にちなんで購入
素晴らしい!(^-^)
付属説明書の半分の厚さ、説明もわかりやすい。
ババスリングよりも断然楽に抱けました。
本当に大切なことが
選ぶカラーは黒か白です。
有ったほうがよいのだが、、
子どもの気持ちがよく感じ取られる詩である
肌触りに難あり
木工用途・・・使いやすく◎
満足してますが?
販売値がバレバレだー
運転、作業時使用してます
受験生にも実習生にもオススメ
アルカのクランプとして充分合格です。
昨年のクリスマスプレゼントも無事終了!
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