２１５０ＭＨｚ以上は　オマケ。

生産期間の長いモデルで、
信頼性が高く、
価格も割安です。

一方、
性能面では少々気掛りな点も出て来ました。


２６０２ＭＨｚ対応の製品ですが、
基本設計の周波数帯域は２１５０ＭＨｚまでの様です。

２１５０ＭＨｚ以上の帯域では信号の減少が目立ちます。

通過帯域損失の保証値を以下に示します。

　　６７〜　７７０ＭＨｚ　　１．５ｄＢ（損失が入力の３０％）
１０００〜２１５０ＭＨｚ　　２．０ｄＢ（損失が入力の３７％）
２１５０〜２６０２ＭＨｚ　　３．５ｄＢ（損失が入力の５５％）
２６０２〜２６５５ＭＨｚ　　４．０ｄＢ（損失が入力の６０％）

２１５０ＭＨｚ以上の周波数帯域は左旋回円偏波の１１０度ＣＳ放送用です。

まだ放送開始の予定も無い様ですので、
当面は問題無いでしょう。

問題が生じても、
交換は容易です。


一方、
天井裏や壁内部に設置する同軸ケーブルと分配器等は交換が大変です。

念の為、
これらには２６５５ＭＨｚまで十分な性能を持つ製品をお奨めします。


［レビューのオマケ］
この製品の出力端子はＦ型ネジ式です。

このサイトの『製品の特徴：』欄ではＦ型プッシュ式になっていますが間違いです。