日常生活におけるマインドフルネスの実践の手引き。

より詳しい本は多々あれど、
これが日々の生活の中で実践できるエッセンスのような気がしました。
行住坐臥の全てに禅はあると言いますが、
まさにそういう切り口で瞑想実践が語られているように感じました。
坐禅をしなくても、
生活のあらゆる場面でもマインドフルネスは実践できる。
これは、
寺院での徹底した修行をする余裕のない人々、
日々の生活の荒波に揉まれながら生きる人々にとっては救いではないでしょうか。
日々の中でちょっと呼吸に意識を向けてみる、
食べるときに微細な意識を向けてみる、
からだに対して丁寧に労わる気持ちを向ける。
そういう余裕を失いがちな私たちにとって、
これは実にプラクティカルでかつ日々の生活から乖離せず自然に取り込めるやり方のような気がしました。