難しいものをわかりやすく。
表題のとおり、
「中学生でも」わかることを目標に著された構造主義についての入門書です。


ど素人のために書かれた入門書、
ということで内田 樹氏の「寝ながら学べる構造主義(文春新書)」(以下内田本)と比較すると、
内田本が「構造主義前史」から構造主義への流れに重点を置き、
構造主義の代表論者を並立的に紹介する編成であるのに対し、
本書は代表論者のうちレヴィ・ストロースに標準を定め、
ストロースの理論の成り立ちと業績をより深く理解させる構成を採っています。


構造主義と呼ばれる手法の成り立ちや各論者の位置付けを知るには内田本が、
構造主義のエッセンスをより深く知るには本書が、
それぞれ優れていると思います。
両著ともあわせて読むとよいでしょう。


本書が論者のうちレヴィ・ストロースにのみ焦点を当てているのはとても良い判断だと思います。
レヴィ・ストロースこそ構造主義を知らしめた中心人物であり、
「"親族"とは女性の交換を目的としたシステムである」といったストロースの説を見て構造主義への関心を抱いた入門者が多数と思われるからです。


本書の第五章-結び-に
「日本人に必要なのは、
ポストモダンじゃなくて、
むしろ、
自前のモダニズムだと思う。
」という指摘があります。

構造主義という枠組み観察の視点はそれ自体に価値規範などを含まず、
それまでの近代哲学へのカウンターとしてこそ意味を持った。
翻って我々の日本には自分自身の近代思想などあったろうか、
それを構築することこそまず重要なのではないか、
ということです。

本書を通して構造主義の沿革と果たした役割に触れてみると、
この指摘がとても重要なものに感じられます。
はじめての構造主義 (講談社現代新書)

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