フイルムカメラは楽しい

ニコンの銀塩各モデルについて、
多くの写真で紹介されています(デジタルはとりあえず載せたという程度)。

FからF6のフラッグシップ機についてはページをさいて記述されています。

それ以外の中級一眼、
廉価モデルも端折ってありますが一通り網羅されています。

今となっては古いモデルばかりになりますが、
各モデルのボディー写真がとても綺麗で、
あらためてニコンのカメラは美しいなと感じます。


本文のカメラ紹介文章の内容については、
ビギナー向けになります。

マニア向け、
深く掘り下げた記述はほとんどありませんので、
ハイアマチュアの方が特に買い求められる本ではないでしょう(物足りないと思います)。

ただ、
マニュアルカメラを今も手元に置かれている方は、
書店で一度手にして欲しい本ではあります。

私は銀塩時代からのニコンファンですが、
フイルムを通して久しぶりに使ってみようか、
という気になりました。


個人的にはFやF2について、
もっと詳しく読みたかったなと思いました。

上質感ある本ですが、
お値段は少し高いかな…。
ところどころ誤記もありますので、
少し減点です。