テストパイロットや宇宙飛行士がどういう人達なのか

もう随分昔ですが、
英語は苦手ながら邦訳があるのかないのかわからないので読んで見ました。


描かれてるのは超音速への挑戦〜初期の宇宙開発の物語で、
今となっては古い話です。

テストパイロットという非常に危険な仕事を、
それでもあえて、
志願し、
厳しい選抜を受け、
音速を越え、

宇宙に飛び出そうとする人達の物語です。
宇宙飛行士 = 一握りの超優秀なパイロットの頂点、

それが Right Stuff という意味なのでしょう。

最近問題にされているオスプレイ、
未亡人製造機とか言われてますが、
アメリカは昔からそういう危険を承知で
技術開発してきたわけです。
危険と解ってても乗る飛行機野郎が沢山居る国、
だからこそ米国の航空宇宙産業はピカイチ。

それは、
本作に描かれている様な多大な犠牲と、
危険を顧みない飛行機野郎の元に成り立っている（いた）のだな、

と言う事が、
もはや古典的とは言え、
理解できる作品だと思います。


ライトスタッフ [DVD]の原作です。
読んだ時は映画を見てませんでしたが、
読んだ後に映画を見ると、

文章では思い描けなかった風景が理解できる発見があったので、
対比してみるのもよいかもしれませんね。

逆に映画は映画独特の誇張や演出もあるし。