風景スケッチをする人のために・・・

スケッチを学ぶためには誰かのスケッチを見るのがよい方法だと思います。

しかし、
見知らぬ人が写生しているのをかたわらから覗き込むのも失礼にあたると躊躇されるので、
結局は他人のスケッチブックの中身を見る機会はほとんどありません。

この本はその意味で私のような初心者にとっては宝庫です。


世界の街角でさまざまな人々（プロとはかぎりません）がさまざまな技法で描いた作品集です。

まるでストリートパフォーマーたちの生演奏を世界の街角を歩きながら楽しんでいるような気分にさせてくれます。


どのようなスケッチブックに（罫線入りの帳簿まであります）何を使って（日本製の筆記具が多いのに驚き、
参考になりました）どのくらい時間をかけて描いたか・・・なども付記されています。


レビューを書こうとして気がついたら、
Amazon.com のレビューが75件もあるので、
今さら書いてもと思ったのですが、
日本語のレビューが1件も無いのでそのまま載せさせてもらいます。


＊一流画家たちの画集というわけではないので、
自分自身がスケッチを楽しんでいる人向きの本だと思います。
そういう目的なら英語が苦手な方にも役立つと思います。