偉大な人徳者で、信念のある実践的思想家
本書を手にするのは出光佐三をモデルにした「海賊と呼ばれた男」の中で好意的に紹介されていて興味を持った人だと思うし、
私もその一人だ。

「海賊〜」で出光の高徳の人物像に触れてさらにその思想を詳しく知りたいという人に本書はよいと思う。
実際、
私も本書を読んで出光にさらに惚れ込んでしまった。
本書には冒頭に「示唆を与える」という言葉の意味が説明されており、
その後もたびたび登場する。
出光は、
石油業を通して社会・国家さらには全世界に対して人間のあり方、
平和希求の道しるべとして「示唆を与える」ことを考え続けていたらしい。

出光によれば外国は征服や闘争を繰り返してきた「物の国」、
であり、
日本は昔から平和や互譲互助の精神を持っていた「人の国」であって、
この日本のあり方を全世界に手本のように示していくことが必要だという。
この本では出光が「平和」「福祉」を実現するということをいかに深く考えているかが明らかにされているし、
それが偽善でないことは彼の実際の行動を知れば明白であって、
彼は出光興産を一代で築き上げた偉大な経営者であることはもちろんであるが偉大な人徳者でもあった。
信念のある実践的思想家と言ってもいいかもしれない。
それは、
「海賊〜」でも明らかにされているし、
下記に示す本書の抜粋からも明らかでしょう。


このように、
出光という人物自身の評価は★を5つでも10でも進呈したいが、
翻って本書の歴史観や社会感については多少の違和感もあって★4つにとどめた。
古い本(’66初版)なので時代の違いもあってしょうがないのかもしれないが。

具体的には、
日本以外を全て単純に「外国」とひとまとめにしてしまい、
その全てを征服と闘争を繰り返してきた「物の国」と批判し、
対比的に日本を争いのない義理・人情と和の精神をもつ「人の国」と極端に美化している。
実際には外国にも義理も人情も和の心も部分的にあるだろうし、
逆に日本の歴史も内乱を繰り返してきている。
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