miniSIMをnanoSIMにカットして使用

ほぼ同じSIMカッターを各社が出していますが、
こちらは少数派のシルバー無塗装タイプです。


価格の違いはパッケージ内容の違いです。
950-1000円のものと本製品では、
付属するSIMアダプタのグレードが違います。
自分は、
端末のピンを折る可能性の少ない精度高めのSIMアダプタが欲しく、
本製品を選びました。
SIMのパンチ加工にはヤスリが事実上必須です。
自分は100円ショップでダイヤモンドヤスリを事前に用意していましたが、
用意できない方は、
あと100円出すとヤスリ付属パッケージが購入できます。


向きを間違えないよう注意してSIMパンチにSIMをセットした後、
自分はセロテープでSIMを固定してずれないようにしていますいます。
それから、
グイッと一気に力をかけて打ち抜きます。
mini→nanoの場合、
SIMの金属部分もカットされますが問題ありません。
打ち抜くときに周囲にバリができ、
またプラスチック部が変形して伸びるため、
どうしても少しサイズが大きくカットされます、
このため、
端末のトレイに合わせつつ、
ヤスリで四辺を削ってはみ出さないようにする作業が必須です。
サイズが大きいまま使うと、
SIMトレイに載せた時に端がトレイの爪や外周に乗り上げて厚みが出てしまい、
挿入時に引っかかるだけでなく、
使用中に接触不良を起こして端末の電源が切れたり突然再起動したりします。
SIMトレイの内側にぴたりと収まり、
四辺に厚みがでない（はみ出してトレイの爪や外周に乗り上げない)よう、
時間をかけて綺麗してください。
特に長辺（奥行）は、
長すぎてトレイに乗り上げていることに気づきにくいので、
御注意ください。


付属のSIMアダプタは、
まあまあですが、
SIMを入れても粘着性がなく、
すぐポロリとSIMが落ちてしまうので、
取り扱いに要注意です。
ほんの僅かに接着剤か糊の類をもつけたほうがよいかも知れません。
うっかりSIMが落ちた状態でSIMアダプタだけ装着すると、
取り出すときにSIMソケットのピンが引っかかって、
最悪SIMソケットを壊す場合があります。
SIMソケット故障は基板交換になるため、
修理は最低3万円以上かかると言われたことがあります（諦めた）。