白亜紀の多彩な顔ぶれ
土屋健氏の古生物シリーズの第7弾. 白亜紀は8000万年と長大なので,上巻と下巻に分けられており,それぞれ白亜紀前期,白亜紀後期に対応するが,その区分は厳格ではない.本書はその上巻である.白亜紀全般にわたって詳述することは量的に不可能なので,いくつかの特別な話題を取り上げている.第1章は最近話題となっている中国産(とくに遼寧省熱河層群)の羽毛恐竜が紹介される.第2章はモンゴルのゴビ砂漠から発掘される恐竜,そして第3章はレバノンからでるテーチス海の魚たちの話になる.1億年前のタコの姿をとどめた化石が見つかったのは驚異的だ.第4章はアンモナイト,べレムナイト,イカ,二枚貝などの軟体動物について語られる.アンモナイトは主に北海道産の異常巻アンモナイトについてである.ちなみに本書の表紙の異常巻アンモナイトは,日本が誇る珍種ニッポニテスとプラビトセラスである.第5章の話題は,最近盛んに見つかるようになった日本産の恐竜の化石だ.そして最終章には,そのほかの雑多なトピックスを取り上げている. 

p.19に,四翼をもつというミクロラプトル・グイの食性について,「体重60~70gの小鳥」を食べていたという記述があった.白亜紀前期にそんな小鳥がいたというのは,とても信じられない.もし誤記でなければ,どういう進化系統で出現した小鳥なのか説明してほしかった.
北海道アンモナイトに関しては,福岡幸一著「北海道アンモナイト博物館」(北海道新聞社,2000年)という素晴らしい図版がある.文献として引用してほしかったと思う.
白亜紀の生物 上巻 (生物ミステリー(生物ミステリー プロ))

その他の感想

事態は暴走し始めるのだろうか
日本語で読める、貴重なる「ポンペイウス伝」
パム・グラウトをもっと知りたいなら買い
全てのイモムシファン必携!
日本の携帯電話からかけないと開設処理できない
風対策がバッチリ&同系のユ〇〇ロ商品より作りが良好
スチパンと明治時代の融合
改良されてきてるかも
シャープ純正は買えない?
色合いもよく、良い感じです。
明る!
箱から出すときに注意を
「日本興業銀行」続編あるいは完結編
質感が良くて、大量のミスト
宅録環境用に
岩波新書「インターネット」から20年
風呂場の排水詰まりに悩まされたら
4曲そろってこの価格
汗でも大丈夫?
田宮製より値段も安い
「人生で最も焦った」というのは、
マルゴーの方、監修の本
人生を変える一冊
英語は気にせずに
身近にいつも置いておきたい一冊
かなり便利
改題ってまぎらわしい
奇蹟の一冊
美味しい、しかし。
お風呂場スッキリのはずが
戻る