「見慣れすぎたものは見落としがちになる」
「ネメシス」とは<人間の思い上がりを憤って罰する、
ギリシャ神話の女神の名前である>又の名を「復讐の女神」という。


既訳のシリーズ七作目「スノーマン」(集英社文庫)は北欧ミステリの中でも一級品である。
その中でオスロ警察ハリー・ホーレ警部とは背が高く<アルコールへの不健康な依存、
気むずかしい性格、
一匹狼、
怪しげで信頼しがたい倫理観の持ち主>と描かれる。

しかし彼は分析力と直観力は並外れたものがあるのだ。


本書はシリーズ第四作目で原著刊行は2002年である。

さりげなく描かれる時代背景。
ハリーがTVをつけると崩れ落ちる二本のビルディングが映る。
復讐と報復。

警察へはアメリカ大使公邸へ自動車爆弾を仕掛けたという匿名電話がかかり、
パトカー全車が出払っていた時オスロ中心部の銀行に白昼強盗が押し入る。
金を渡すのが数秒遅れたという理由だけで、
銀行の窓口担当スティーネ・グレッテが射殺された。


ハリー・ホーレ警部は新人女性刑事ベアーテ・レンと犯人を追う。
ベアーテには人の顔を一度見たら絶対に記憶してしまう特殊能力があった。

二人は銀行内の防犯ビデオを、
何度も検証するが捜査は行き詰まってしまう。


一方でハリーの私生活でもトラブルが起きる。

昔付き合っていたアンナ・ベーツェンの家で食事を共にしたのだが、
翌朝自宅で目覚めると前夜の記憶が全くないのだ。

またアルコール依存の悪癖がでたのか。

さらに悪いことに前夜、
アンナは銃で自らを撃ち自殺していたのだ。


ハリーの友人で心理学者のストーレ・アウネは言う。

自殺の動機の一つに復讐がある。
<自分の人生がうまくいっていないのは、
自分以外の誰かのせいだと感じ、
自殺することでその誰かに罪悪感という苦しみを味あわせたいと考える>からだと言う。


さらに銀行強盗に関しアウネの助言により、
収監されている「伝説の銀行強盗」ラスコル・バジェットの聴取を行う。

ラスコルの語る民族「ロマ」の歴史。
「ロマ」であるというだけでいじめられ、
盗人呼ばわりされた過去と現在。
ネメシス (上) 復讐の女神 (集英社文庫)

その他の感想

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