人生の達人である人柄がよく判る
 鶴見俊輔さんの著書からの名句名言を中心に抜粋したエッセンス集。
ハーヴァードのイェンチェン図書館には彼が在学中に手元に置いていた著書が残され、
保存されている。
鶴見さんもご存知に筈だ。
戦後膨大な研究成果を上げているが、
在米中に反政府運動で収監された関係で、
再入国できない。
その鶴見さんの生涯が産み出した、
著書から彼ならではの視点で、
考究された著書からの抜粋であり、
ドッキリさせられたり、
温められたり、
人生の達人である人柄がよく判る1冊。


 これは都留重人さんからのまた聞きですけど、
シュンペーターが、
日本の知識人の文化をずっと見て、
「これは輸入とか模倣とかいうんじゃなくてブランダー(blunder)だ」といったんだそうです。
シュンペーターは、
オーストリアの大蔵大臣もやったことのある経済学者ですけど、
ナチスから逃れてハーヴァードの先生になって、
そのときに都留さんが彼の下で助手をやっていた。

 そのシュンペーターが日本に来たことがあるんですね。
彼はまず日本の民衆の表情に非常に感心したんですよ。
とてもいい表現の力に。
それから歌舞伎を見に行って、
これにも感心した。
そして日本の知識人とも話した。
彼らはドイツ語もできるし、
シュンペーターの本もよく読んでいる。
しかし、
それば「ブランダー」だ、
とシュンペーターはいうんです。

 ブランダーというのは、
英和辞典で引くと、
「へま」と書いてある。
つまり間違いだね。
ふつうは日本の近代文化・思想というのは、
ヨーロッパ文化・思想のイミテーションだといわれるでしょう。
ところがシュンペーターは、
いやイミテーションどころじゃないといって、
あえてブランダーという言葉を使った。
つまり真似ではなくて、
西洋文化を間違って訳している。
これはへまだ、
と。
(p.37-38)

 手厳しいいが、
これは現在でもそうであろう。
欧米文化を精確に理解することの難しさを直截に指摘した本は少ない、
貴重な指摘である。
言い残しておくこと

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25.5 = 27(US9)
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