所謂「はずれ」を引きましたが…

全く音が出ず初期不良。
中国製品の検品の粗雑さの噂は聞いていたので驚かないが、
比較的高い値段の業者は安心だろうと思っていたら、
不運にも「はずれ」を引いた。
日本側の輸入販売業者の責任というよりは、
そもそもLepyの製品生産管理の問題なので、
地雷を踏むのは致し方ない。
残念だ。
最初正常に動いたとしてもいつすぐ寿命が来るかも知れない代物で、
安物だけに壊れたら即買い替えるのを楽しむぐらいの度量がないとこの手の商品と付き合えまい。
実際、
「当たり」が来るまで１、
2回購入する人もいるそうだ。
こういう面倒なリスクは覚悟したうえで、
中華アンプの魅力にふれなければならないのだろう。
どうせなら、
生産管理能力のある日本の中堅メーカーがＬｅｐｙの製造会社を買収や資本提携して日本の生産技術指導のもとで製造すれば不良品も減り、
大手家電を脅かすほどヒットするかも知れない。

　追伸　自力で応急的に何とか音を出すことには成功、
返品は見送った。
また、
そのうち音が出なくなり手におえない故障（粗大ゴミ）になる予感はする。
ただ、
日本メーカーの数万円のミニコンポでも海外生産のせいか昔より故障が多いので、
造りがチャチな安物が壊れる分には腹は立たないだろう。
音は値段を考えれば全く優れものだ。
しかし、
同じLepyのデジタルアンプ仕様の2020Aとどう違うのかが正直わからんかった。
ただ、
bluetoothで飛ばした音をレシーバーで受信して聴くといった用途には場所も取らず、
馬力もそこそこあり、
良い。
信頼性を考えるなら国産ＦｏｓｔｅｘのAP05を薦める。
音質はいじれないしパワーも大きくないが、
癖のない音や機械的安定性は優れている。