パッと見、良い様に思えるが　実は無責任な本

理学療法士です。


良くまとまってはいるが、

実際に個人個人に提供する場合、
この人にはどこまでやっていいのか、
この人はそれができるのか/やって大丈夫なのか？、
転倒や脱臼・筋腱損傷の危険性はないか？

というリスク管理的部分の内容は乏しいように思う。


運動を実施する上で、
本当に一番大切なことはそこ(リスク管理)だと思うのですが…。
(実際、
何をしたらいいか、
というのは二の次だと思います。
)

PTOTらがいる場合は、
彼らをつかまえてその意見を参考にされた方が良いと思う。


いない場合は、
安全第一で当たり障りなく実施するのが無難だと思う。


全ての施設は事故を嫌う。
事故が起こるくらいなら、
何もしない方がずっとマシ。
施設とはそういうものだ。


一番大切なのは、
「した方がいいことをする」のではなくて、
「してはいけないことをしないこと」ですから。