流石ブルーレイですね！

タイムスリップ物の隠れた名作だと思います。

確かにCG製作以前の作品だけにその特撮は、
今の若者が見るとダサイと言われるかもしれません。

しかし味があって私は好きです。

今の映画製作は完全にCGに頼り切ったビジュアル先行の製作が多く、
逆に見ていて面白味が感じられません。

そんなふうに考えているのは私だけかな？
さて、
実際に行われたフィラデルフィア計画（実験）を題材に、
もしかしたら有り得そうな感じにストーリーが展開するところがこの映画の魅力だと思います。

見る前に「フィラデルフィア計画（実験）」とインターネット検索して予備知識として知ってから見ることをお薦めします。

最後はハッピーエンド風に作られていますが、
いかにもアメリカ映画らしいつくりで楽しめる映画だと思います。


画質ですが、
ケーブルテレビやWOWOWで放送されたモノよりも多少綺麗に見えました。

レストアのおかげでしょうか？
DVDのニュープリント・デジタル・リマスター版と比較すると画質のアップは歴然です。

流石！ブルーレイ。

DVDに見られる物体のエッジ部分のユラユラ感がなく非常にシャープに見えます。

DVDと比較すると、
色合いや明るさなどほぼ同じマスターを基に作られているようです。

説明には２０１３年制作の最新HDマスター使用で日本で追加レストアしたと記載してあります。

レストアが行われていることがハッキリとわかるのが、
見ていてフィルム上に出てくるキズやホコリの数です。

DVDに比べ明らかに少なくなっています。


そしてこのディスクの目玉は日本語吹き替え版の収録。

DVDにはなかったので嬉しい限りです。

ただし残念なのは１種類だけということ。

主人公は神谷さんバージョンで一部字幕版というものです。

山寺さんバージョンは再録音されて完全版が存在していますが、
残念ながらそれは未収録です。

インナーケースを２枚組用に買い替えて、
先日録画した日本語吹き替え完全版もブルーレイに録画して、
そのケースに収めようと考えています。