依存症の臨床はどのように変遷したか?
 タイトルは「依存症臨床論」だが、
「依存症臨床史」とでもいうべき本。


 依存症の治療に格闘した初期の精神科医たちの姿(ピネルがもともとフランス革命家くずれだったというエピソードを想起させる)。

 徐々に精神科医療の限界が露呈すると同時に巻き起こった当事者たちによる自助グループの発展。
あるいは医学用語ではない「共依存」や「AC」概念の勃興。

 最後に著者の長い臨床経験から紡ぎ出される、
夫婦や親子関係の非対称性、
疾患化、
免責/有責の視点からの挑戦的な論考が続く。

 しかし、
最終章の末尾のみが残念。

 本書にあるようなストーカーを疾患化するなどの安易な「精神医療化」は私も大反対である。
しかし心理士として独り立ちするために医療化に抵抗することと、
ある問題を医療に包摂することが当事者たちにとって有益なのかは別次元の問題なのではないだろうか。
末尾でこれらが絡まり合って論じられているように読める。
あくまで後者に絞って議論を詰めていただきたかった。
個人的には医療と司法の乗り入れは大変な問題であると思っている。
たとえば摂食障害の万引きは「症状」として捉えるべきか、
あるいは「犯罪」なのか?などである。

  
 依存症への理解の浅い(私のような)者や、
精神科臨床を始めたばかりの研修医に必読の良書である。
依存症臨床論

その他の感想

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オススメの一冊!!!
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この容量でこの価格はおすすめです。
久しぶりにはんだ付けしました
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これまでの本とは違う。
透明度が高い
これがangelaの新境地かも?
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