屋内・半屋外の塗装工事全般に使えますが、多少注意すると一層役に立ちます

（１）　急いでいるときは手でも簡単に切れます。
ただ、
斜めに切れて無駄になることもあります。


（２）　養生する箇所（ペンキを塗りたくない場所）に対して左から貼って伸ばして行きます。
養生する箇所が、
縦横左右いろいろ多数あると、
わかっていても間違えることあり。
壁の左から貼っていくと、
その下方を養生し、
壁の右から貼るとその上方を養生することになります。
とくに部屋の壁などを一周ぐるりと養生するときは、
左から時計回りと覚えておきます。


（３）　非常に便利だからといって、
他の幅の製品を各種買っても、
結局行き着くところは、
この１．１ｍタイプを一番多く使うことになります。
１．１ｍを上下くつっけて使うと、
２．２ｍになり、
滅多にありませんが３つくっつけると３ｍ以上の幅になります。
２．６ｍのものは巻いてある全部の長さがあまりなく、
本製品が結局費用対効果が一番よく、
割安感があります。
次に頻繁に使うものは幅５５ミリのものですが、
養生面積の少ない範囲はなるべく新聞紙・雑誌で代用した方が経済的です。
逆に養生部分が幅数ｍ以上、
長さ６ｍ以上と広範囲に及ぶとき（または歩行する床など広範囲を養生するとき）は、
透明なノーポリ（農業用ポリの略称、
厚さ０．０１ミリから０，０３ミリが普通）が便利で、
塗料問屋やホームセンタですぐに入手できます。
ただし、
ノーポリ類は完全に業務用であり、
高さ１．８ｍ、
全長１００ｍの巻物で、
使用後の保管場所が大変です。


（４）　１０年間、
本製品を使い慣れていても、
よくやる失敗は緑色の粘着テープのところが反転して、
養生部分の極薄の本体部分とからみあい、
その部分が数ｍ使えなくなることです。
これを防ぐには、
粘着テープ部分を巻き本体から広げ露出させたら、
すぐに下地に接着させることしかありません。


（５）　屋外塗装にもある程度は使えますが、
屋外専用としては粘着テープ部分が茶色のものが売られています。


（６）　緑色の粘着テープ部分は意外に強い接着力があり、
勢いよく強く剥がすと下地の塗料まではがれることがあります。
これを防ぐには３Ｍの黄色のマスキングテープをまず張り、
その上に本製品の緑色の粘着テープを貼ります。


（７）