怪獣を探せ!
ムベンベって何だかご存知ですか? 正確にはモケーレ・ムベンベ、
現地の言葉で「水の流れをせきとめるもの」という意味を持つ、
アフリカはコンゴのテレ湖に住むという幻の動物の名前です。
もっとわかりやすくいえば、
ネッシーやイエティなどと同じ、
目撃例は数多くあるもののいまだに実在を確認できていない、
未確認動物(UMA)の一種です。
本書は、
このモケーレ・ムベンベを探しにいった早稲田大学探検部の、
怪獣を探しに行くことになったきっかけから準備の段階、
さらにはその結末までの一部始終を書き綴った体験談・冒険談です。

一読、
よくぞここまでと驚き半分、
何もここまでとあきれ返るのが半分。
行く手を阻むジャングルを乗り越え、
日本にいてはまず絶対に口にできないようなものを食べ、
蚊の襲撃に悩まされ、
マラリアに怯え、
それでも男たちは行く。
なぜならそこにモケーレ・ムベンベがいると信じているから! うお~! これぞロマン!! すごいぞ探検部!! 前言撤回、
よくぞここまでと驚き半分、
何とここまでと感動半分だあ~!!
この探検は1988年、
すでに一昔も前のことなのですが、
モケーレ・ムベンベは今でも謎の生物のまま。
このことからも、
早稲田大学探検部の成果はわかることと思います。
確かに結果だけを見れば、
本書は探検部の失敗談を語ったものといえるでしょう。
しかし、
成果結果はどうあれ、
「怪獣を探しに行く」など人に話したら笑われバカにされてもおかしくないようなことに、
本気で情熱をかけて努力する姿は、
人を惹きつけてやまないものがあります。
何よりも当の探検部の面々が、
怪獣は見つけられずとも、
テレ湖調査が終わったときには満足感・充足感でいっぱいだったのでは。
努力したことを自慢しろと言っているわけではありません。
結果が伴ってこそ、
はじめて努力は報われるのですから。
思うにこれは、
『モケーレ・ムベンベを発見する』という大きな目標のための小さな努力の一つでしかなく、
いつの日か、
どこの誰でもいい、
モケーレ・ムベンベの正体を確認できたときこそ、
彼ら探検部の努力の成果が見られるときなのではないでしょうか。
遠からずそんな日がくることを待ち望んでいます。
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幻獣ムベンベを追え (集英社文庫)

その他の感想

可愛い!!(’∀`*)
すごくいいんだけど、糊にムラがある
内容は停滞気味だが良い。巻末アシに12ページは誰が嬉しいんだ?
ハズレを引きと最悪です
たっぷりダグラム!
今のところ…
画面を守ってくれている
生産続けて欲しかった
今回は運が悪かったのかな
可愛いし使い勝手もいい
まあまあかな。もう一冊別に欲しくなる。
プレーヤーの個性が際立つ!
長さ調節は出来ませんが・・・
笑われる作者
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