外国人患者さん対応のための初歩的な医療英単語の再修得に役立ちました

28歳の一般内科医（いわゆる、
何でも内科）です。

個人的な留学経験はないのに、
なんちゃって帰国子女ということで外国人患者が来ると振られて困っています。
（実は小学校の時2年間アメリカにいただけで英語は人並み…）
前作（『トシ、
1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい。
できなければ解雇よ。
』）は購入していたので、
この本も購入してみました。

正直、
内容は医学生レベルの語彙集です。
難しい単語ではないし、
医学生ならこのぐらいの英単語はおさえておかないといけないでしょう。
そういう意味では医学生向きです。

ただ、
臨床の現場に出て英語論文を頻繁に書くでもない立場になると、
正直かなりの用語を忘れていることに気づかされました。

なかなか、
これだけの基礎的な英単語を再勉強する機会はありません。

ストーリーにのせて学習をしていくのは前作と同じ。

相当な量の丁寧な解剖図で全身およびさまざまな臓器に関する医療英単語が網羅されています。

何でも内科にとっては、
まさに至れり尽くせりの構成です。

外国人患者対応に必要な初歩的な医療英単語は、
まずこれで再修得できるのではないかな。

ただ、
ストーリーにこりすぎていたのは学習書としては少しマイナスな気もしましたが、
面白かったので星5つ。
あと英語の役にはまったくたちませんでしたが、
コーヒーに詳しくなりました（笑）
音声はサイトで確認できます。
勝手な要望ですが、
単語ひとつずつ再生するのではなく、
キクタンのように聞き流しが出来るような方が良いと思います。