好き嫌いがはっきり分かれそうな、毛無し少年と毛深い少女の話

　１．妄想シーンは、
もう少し何とかならなかったのか。

　２．成長著しい須賀君だが、
特に後半の演技が過剰。
監督はもっと抑えるべきではなかったか。

　３．ストーリーは、
同じく、
漫画が原作の『月光の囁き』にインスパイアされていないか。


　途中、
納得ゆかない場面、
展開は多々あるが、
最後の最後、
強引かつ、
取って付けたかの如く、
ビルドゥングスロマンに着地させることで、
救いとカタルシスがあると思う。

　個人的には楽しめたが、
嫌いな人、
キモイと思う人も、
少なくはないだろうなあ。


　ヒロインの刈谷友衣子は悪くないが、
坂下役の荒井萌って、
もっと伸びそう。


　そして、
押見修造は、
これからも伸びて欲しい漫画家で、
要注目！