次の紅白にそなえろ、オールタイム版ベスト！

V6名義の全45シングルがもれなく網羅されたコンプリートベスト。
A面曲がリリース順に流れます。
国民的人気を掴んで再ブレイクを果たした彼らをザックリ遡るにはいい機会です。


「WAになっておどろう」はフェードアウトではなく、
紅白でも流れたライブアレンジ版の収録となってます。
こちらは初収録でしょうか。
シングルやアルバム版とも違うようです。
印象的なイントロのパーカッションまで入ってます！包みこんでくれるようなイノッチ作の新曲「此処から」はラストに優しく耳に入ってきてくれるいいデザートのよう。
特典DVDのプロモが頬笑ましいです。
ドキュメンタリー風のインタビューも20年、
デビュー前を振り返るとても感慨深いもの。


デビューからV6が成し遂げてきた音楽活動は、
何げに現在の若手アイドルたちに大きな影響をもたらしていると思います。
メンバー差別化を20th centuryとcoming centuryという形でさらに推し進め、
下積み時代から培ってきた個々の歌唱力をシングル、
アルバムリリースで世に見せつけてきたという意味で、
です。
まさにV6は、
近年主流となった大所帯アイドルの派生やシャッフルユニットの先駆けを20年も前から地道に行ってきてました。
このベストにはトニセン、
カミセン名義の 夏のかけら、
wishes、
precious loveといったシングルや名曲は収録されていません。
過去のV6としての作品にも、
can do!can go! や、
Miracle Starter など隠れた名曲がいくつもあります。


この機会にぜひ、
ファン投票を通した企画ベスト盤のリリースも期待できないでしょうか。
ライブで聴けるニューボーカル版もCD化してほしいところ。


今こそ、
彼らのアイドルらしからぬ歌唱力が正当な評価を受けるべきでしょう。
時代の需要に合った優良なベスト盤なら、
世間も大歓迎のはず！今後のavexに期待してます。