医者としての経験から日本が抱える病を解明していきます!!
著者の里見清一さんさんは、
1961年生まれの東大卒の医師、
その立場から医療、
世相を論じた著書があります。
本書は元々新潮45に掲載されたものに、
加筆、
修正を加えて新書としたものです。
執筆時期が丁度東日本大震災の後ですから、
当然というか、
福島原発事故に関するものから始まっています。

 堺屋太一さんによると東日本大震災は、
日本にとって第三の敗戦になるそうです。
第三の敗戦であるかどうかは差し置いて、
敗戦なのだから、
改革、
復興より先ず敗戦処理をしないといけない(確かにそうでね!)。
今日、
福島原発で敗戦処理に当たっているのは、
被爆との恐怖と戦って処理をしている東電とその関連会社の人たちです。
身体を張って敗戦処理をしている彼等に対して、
マスコミを含めて、
彼等の仕事が遅い、
情報開示をしない と誰が非難できるでしょうか?・・東電の責任を追及するのは、
当然ですが!
 そして、
政治、
民主主義は、
公正と平等でないといけない、
また、
民意を反映したものでなくてはいけない。
しかし、
これ等は非常に危険な要素を含んでいます。
民意がヒトラーやルーピー(だいぶ落ちますけど)を産んだんですから。
換言すると、
民主主義は衆愚に陥りやすいともいえます。

 よき参謀、
よき兵士は本来よき指揮官と同格のはずですが(里見さんは、
野球選手のイチローを例に挙げておられます)、
今の日本では皆指揮官になりたがる傾向にあります・・分をわきまえろ、
おのれを知れという事ですか!!・・
 その他、
人の評価は、
好意を持たれるか否かでで決まる、
説得力とは、
個人的な好感情を持たれるか否かで決まる・・・ちなみに総てを兼ね備えたただ1人のリーダーカエサルは度外れた女誑しだったそうです。
死神の仕事、
実は医者の仕事、
医学は科学の一つですが、
医療はそうではない。
人間を相手にするには芸が必要で、
ヒポクラテスはこれをアートと言った。
その習得は、
医学以外の勉強が必要だ。

 拙い文章で、
本書の良さ面白さが少しも伝わっていないのが残念です。
医者としての経験、
体験をベースに日本が抱える病をロジカルに、
逆説的に、
シニカル時にはユーモラスに解明して行きます。
そして、
最後はいかにも落語好きを思わせるおちで締めくくっています。

 
衆愚の病理(新潮新書)

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