ニュートン2015年8月号は、「知られざる創薬の世界　夢のくすりを求めて」を特集しています！！

　ニュートン2015年8月号は、
「知られざる創薬の世界　夢のくすりを求めて」を特集しています。

　最近、
画期的なＣ型肝炎の治療薬、
ソホスブビル（商品名：ソバルディ）が日本に上陸し話題を呼びました。

　副作用が比較的少なく、
治療効果もすごいのですが、
ビックリさせられるのは、
その価格、
健保を用いても一錠なんと6万1799円！！　
　薬を開発する際、
薬はタンパク質と結びついて効果を示しますが、
標的となるたんぱく質を
　各社が所有している何百万種に及ぶ「化合物ライブラリー」を用いて、
「ハイ・スループット・スクリーニング」します。

　そして、
効果がありそうな化合物は、
先ず、
イヌ、
マウス、
等の動物を用いて、
「非臨床試験」がおこなわれ、

　ここで安全性に問題がない場合フェーズI~フェーズIIIの治験がおこなわれます。

　そして、
承認審査、
承認となりますが、
薬になれるのは、
わずか8％にすぎません。

　蛇足ですが、
私も製薬株を所有していていますが、
フェーズIIIまでいって、
ダメだったために、
株価が急落したことを何度か経験しています。

　それでジェネリックの出番ということになりますが、
添加物、
その他のノウハウが公開されているわけではないので、

　必ずしも本家と同じ効果があるわけではないようです。
しかし、
政府の方針もあるので、
ジェネリックの株も現在は所有しています・・全くの蛇足です！
　すなわち、
薬の開発期間は15年、
そしてかかる費用は800億円超ということになります。

　ということで、
新薬の価格は非常に高価になるわけです！！
　本特集では、
薬の効果、
副作用、
作用機序、
そして、
くすりに関するQ＆A、
さらには今話題のiPS細胞の創薬科学に及ぼす影響、

　身近な病気の原因とくすりがきく、
メカニズム、
に至るまで薬の事が興味深く解説されています。