恋愛のバイブル

恋愛工学とは、
十分に倫理的な考えのもと女性を幸せにする行為に関する科学だろう。
少ない仮定と沢山の実験結果から結論を導き出すそのやり方は、
正に工学といって差し支えない。


僕は随分の間、
旧わたなべくんのようだった。
恋愛のやり方がわからず、
好きになった女の子に優しくし振られていた。
妥協に近い形で付き合い、
そして振られていた。
どちらにしても女の子を幸せにすることは出来なかった。
軽蔑すらされていただろう。
幸せにしたくてもその方法がわからなかった。


僕は新わたなべくんのようになりつつある。
女の子を幸せにするやり方がわかってきたのだ。
正直言えば、
旧わたなべくんのやり方のほうがずっと楽だ。
努力しなくていいし、
女の子に嫌われる必要もない。
巷には性欲を簡単に満たす方法が溢れている。
一方で、
多くの女の子が不幸になっている。
この現状に直面して、
あえて厳しい道を僕は歩み出した。


女の子を幸せにするための、
その一つのバイブルがこの本だと思う。
最適な方法は別にあるだろう。
しかし、
現状僕が知っている中で最も良いものに見える。

哲学なき科学はクソったれだ。
かのアインシュタインも同様のことを言っている。
しかし恋愛工学にはそれがある。
その点がそこら辺のナンパ本と違うことを意識しながら読んでほしい。