濃厚なギャグ4コマ

イタズラ好きなドS執事と、
自分を王子と言い張る幼いお姫様を中心に、
周囲の一癖も二癖もある変態達との日常を描いたコメディです。

いわさき先生の漫画は1ページ事のテンションが物凄いから、
4コマ漫画になりもっと濃縮された感じ。
良い意味で、
読み進めるのに体力を使います。


題名にもなってる、
執事の宮本を許容出来るか出来ないかで、
作品の没入度が結構変わるかも。

執事がドSの作品は多いけど、
シリアスでもコメディでも、
そのドS執事が垣間見せる主人への献身で、
ツンデレのような安心を感じて溜飲が下がる・・・そういうのが醍醐味の一つと思います。

最初、
ちょっとそのバランスが取れてなくて、
ただただ暴走するだけする宮本のキャラについていけなかった。

だけど、
キャラクターが出揃ってきた後半では必然的に宮本の出番も丁度良くなって、
落ち着いて作品を楽しめるようになりました。
この巻の最後の最後でやっとちょっとデレましたし。


キャラクターは個性派揃いなので、
次も楽しみです。