ある意味では、待ち焦がれた存在

コトブキヤが世に送り出したフレームアームズの派生作品、
フレームアームズガールの第一弾。

同社のKos-Mosやレイキャシールと比較して、
頭部が一回りほど大きいが、
全高などはそれほど差がない。


肘の可動は110度ほど、
膝は160度ほどまで曲げられる。

股関節はスカートが干渉するため左右合わせて90度強、
前後は合わせて60度程度と考えていい。

肩関節は、
直近のKos-Mos ver.1方式ではなく、
以前のレイキャシールなどのタイプに戻されているが、

腕を下ろしたポーズの際に、
可動部に段差が生じないように大きさを調整されている。

胴は、
他の方も指摘しているように、
後屈はできるが前屈はほぼ不可能。
また、
左右スイングはパーツ構成上
出来ない。

脛裏にあるキャタピラのおかげで、
自立は問題ない。
片足立ちもバランスに気を付ければ安定してディスプレイ
可能。


軽装状態を期待していた人もいたかもしれないが、
ＦＡＧ轟雷としての手足と、
イラスト再現用非可動手足（左のみ）
があるだけで、
装甲除去は二の腕、
胸部、
背面、
ウェスト、
太もも、
ヘッドギア（おでこの）が外せる程度。

また、
外した後は接続用の穴などが見えているので若干不自然になる。

足首上のさも動きそうなパーツは、
実はそういうモールドパーツなので動かない。
残念。


事前情報や組んでいて感じた注意点としては、

・手首の差し替えなどの際に若干引っかかりを感じた、
個体差かもしれないが。

・太もものボール状ポリパーツは動かしていくうちボロボロになる（発売前のイベント参加者談）から調整　or
　予備のポリパーツを確保推奨。

・股関節（太もも側受け）と太ももロール軸以外はABS関節。
きつめに調整されているが動かしすぎ厳禁。


また、
余談だが二の腕と太ももロール軸はKos-Mosと同じ構成になってるので差し替え可能。
下肢はフレームアーキテクト
の膝ブロックと差し替え可能（義足設定もできる）が腕はピンが互いにオス-オスなので付け替えるなら加工必須。