概ね満足だが手放しに絶賛するほどではない

レビューでは絶賛の声が多く見られますし、
私自身も概ね満足しています。

GBA時代のサントラを思い起こさせるレイアウトもファンアイテムとして良い心遣いだと思います。


ただし、
肝心のアレンジについては首をかしげたくなるものがいくつか存在しています。

HGSSのように原曲から大幅に改変されたものは殆どありません。

アレンジャーのインタビューを読んでも原曲を大切にするという方針は嫌というほど伝わってきました。

しかし、
原曲を素直にブラッシュアップしたアレンジかというと絶対に違うと私は感じました。

戦闘！フロンティアブレーンのアレンジの自己主張の強いギターが最もわかりやすい例ではないかと思います。


新曲についてはルビーサファイアの曲とは雰囲気が全く異なっているため、
一つのゲームの中で聴くとどうしても違和感を覚えてしまいます。

ファンの方に向けて表現するならば、
NやAZの曲をルビーサファイアに挿入した感じというところです。

ただしORASの曲としてではなく一つの独立した曲だと考えて聴いたならばとても良い仕上がりだと思います。


個人の好みの問題ではありますが、
Amazonレビューでの絶賛具合には少々疑問がありましたので投稿させていただきました。