等身大の姿と言葉

　以前から美しくて知的で、
あったかい雰囲気の方でファンでしたが
この本を読んで、
ますます好きになりました。

　実際に、
くららさんが仕事やピライベートで出会った人々からの言葉と
読書で心に留まった言葉をあげて、
それに伴うエッセイを書かれています。


言葉ごとの短い話で構成されているので、
一気に読了せず
少しずつ楽しみに読み進められます。


今自分自身が、
このままでいいのかと思うことが多く
なんとなく手にとった本だったのですが
美しくて何でも持っている著者が、
迷ったり苦しかったり
大変だったことを飾らず書いていることに感銘を受けました。

　やはり出逢ったことや人から、
何かをつかむには
自分自身の心がフラットでなければいけないのだと気がつかされました。


　ご自身の言葉で素直に語っている著者は本当に心の柔らかい
ひとなんだなと思います。


　華やかなシーンとボランティアの両立のなかで
著者が出した考えが特に共感どころでした。


　いろんな世代の方に読んでほしい本だと思います。