労働者と農民と革命の軍隊-赤軍の本質に迫る
そもそもマルクス主義においては、
ブルジョア階級から主導権を確保した後、
プロレタリア独裁の社会主義体制が樹立されるに及んで、
人民を抑圧する常備軍、
警察などは発展的解消(廃止)されるという楽観主義を持っていた…。

ところがロシアで実際に革命を起こしてみるとマルクスの文献どおりには行かなかった。
もともと高度に資本主義化されたイギリスなどの国で革命が起きることをマルクスは想定していたのだが、
世界最初の社会主義革命はロシアで起こった。
資本の原始蓄積は不十分。
労働者階級もまだ未発達で農民との共闘の必要性が生じた。
そして諸外国からの干渉と国内内部の反対派勢力の武力干渉。
レーニンもトロツキーもこの現実から目をそむけることは出来ず、
革命を守るための軍隊「赤軍」を創設せざるを得なかった。
最初、
労働者と農民の烏合の衆だった赤軍は、
外国干渉軍と反革命軍との戦いを通じて巨大な軍事組織に成長する。
そして天才トハチェフスキーによって陸の機甲師団、
空の空軍、
空挺師団などの機械化部隊を主力し、
縦深戦略理論という当時最も進歩した軍事ドクトリンを備えた近代的軍隊に生まれ変わった。

トハチェフスキーは、
スターリンの赤軍大粛正で真っ先に消されてしまうが、
彼の引いた道筋は赤軍の方向性を決定づけ、
後継者によりやがてナチス・ドイツを粉砕する世界最強の軍隊にまで成長する。

3巻本の中の第一巻目の本書は、
ロシア革命から大粛正以前まで、
赤軍が順調に成長する過程を追っている。
とくに現代戦に通じる火力重視のトハチェフスキーの赤軍軍事ドクトリン、
!縦深戦略理論についての解説は、
なかなか活字として目に触れることがないので必見である。
ソヴィエト赤軍興亡史 (1) (欧州戦史シリーズ (Vol.14))

その他の感想

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こんなもん…なのかな?
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