これがかの有名な善光寺商法？

長野市に行く予定ができ、
七年に一度の善光寺御開帳の年ということで、

一生の思い出に参拝させて頂こうと思い、
予備知識をつけるべく購入しました。


公式ガイドだけにディープな情報満載を期待していましたが、

あまりにも多すぎる広告、
内容の薄さにガッカリしました。

文字数も少なく、
半分位は広告ではないでしょうか･･･。

しかも後半は善光寺とは関係の無い観光案内で、
お値段1000円。

実物を見ていたら500円でも購入しませんでした。

ネットの情報で十分だと思います。


本から商魂逞しそうな印象を受けたので、
ちょっと嫌な予感はしていましたが、

実際に行ってみた感想も、
やはり「商魂逞しい」でした。


尋常じゃない賽銭箱の数、
有り過ぎるおみくじや絵馬の種類、

ガードマンがお守りやおみくじを買うように行列に並ぶ参拝者にセールストーク、

祈祷は10分以内でスピード終了、
お戒壇巡り入り口付近でもお守り販売。

おまけに、
上から目線で善男善女とは感じ難い従業員がちらほら･･･。


他にも商魂逞しい神社仏閣を沢山知っていますし、
莫大な維持費が必要なことも理解しておりますが、

もう少しマイルドな商魂でお願いできればと思ってしまいました(苦笑)。


また、
長野電鉄で乗り合わせた女子学生二人組みが、
私の持つ「善光寺御開帳」と書かれた袋を見て、

「善光寺だって。
御開帳とかダッサ~。
」
「あんなとこ行く？普通。
私行ったことなーい。
」等と聞こえよがしに言い、

こちらをジロジロ観たり、
コソコソ耳打ちしながら、

降りる駅まで延々と、
いかに善光寺がダサいかをアピールしていました(笑)。

神戸育ちで、
奈良・京都の寺社に足繁く通っている私には、

お寺＝ダサいというのは理解し難い感覚ですが、

善光寺に行った事が無いとおっしゃっていた地元の方も結構いらしたので、

長野市民の間ではそういう位置づけのお寺なのでしょうか？？？

4月20日（天気：雨/曇）の午前9時30分に参拝しました。